CDライフ
Mizuki Kani
実を言うと、1、2年位前はほとんどCDを買わない生活だった。高校の時は昼食代を削って街のCD屋に入り浸ってたし、大学の時は中古レコード屋を巡るのが楽しくて仕方なかった。ただその後、音楽が大きな変化の時代を迎え、その中でアルバム1枚、更にその中の1曲の価値 (時には値段) というのが自分の中でも揺らいでいた。新しいCDを探すよりは、昔買ったCDを繰り返しかけていることが多かった。
ただふとしたきっかけで、またCDに魅せられることになった。最近ではレコードよりもCD。mp3やAACよりもCD。CD最高。サイズや重みも最高。そんな中で最近買ったやつを。

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Tycho / Past Is Prologue
以前VIRBというサイトでフィーチャーされていて、それ以来しばらく気になってた。試聴してみると、なかなかいい感じ。欲しいと思ったのだけど、どうやら国内で取り扱いがなさそう。しょうがないからAmazonで1ヶ月かけて輸入待ち。
ようやく届いた音は、例えるならアコースティックなBoards of Canadaかな。時々、ちょっとやりすぎかとも思うけどBOCファンにはたまらない感じ。ジャケもとても美しい。

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今さら(?)ながら、Yo La Tengo / And Then Nothing Turned Itselfinside Out。昔持ってたのだけど、CDの中身だけなくなってケースだけになってたところ、中野ブロードウェーの中古CD屋で再会。Mercury Revとか、ここらへんの音楽を聞くとロックいいなあって思う。

2008-06-17
TAICO CLUB 2008
Mizuki Kani
久々に野外のイベントに行ってきました。タイコクラブ。
去年、一昨年の秋は朝霧JAMにも行ったのだけど、夏 (初夏も含めて) のイベントとなると、開放感がずいぶん違う。長野の山奥はこの季節、夜は冷えるとは言え、昼は薄着で大丈夫だし、何よりも新緑に囲まれていい空気を吸いながら音を聴くのは格別だなー。
加えてメンツがすごい。お目当ては、Luke Vibert、Ulrich Schnauss、Daniel Bell、Jim O'rouke といったところ。ただそれ以外にもかなりヤバいメンツが揃っていて、なんと言うか平均点がすごく高かった。全体的にはミニマルな音が多く、野外の良い音響でそれは浴びるように聴くのはたまらん。いつも思うけど、本当にこういう音楽は体で感じるものだな。
2008-06-12